目次
基本戦略
- トレンド(チャート)に逆らわない(イベントの結果を予想してのエントリーはしない、市場の反応がトレンドを作ったらエントリーする)
- 必ず損切りを設定する(明日歴史的な暴落が来ても、リスクが資金の3%以内に収まるように)
- 利食い千人力、利益ラインは早く確保する(大きく儲けることよりも損をしないことが大切、大きい魚を逃がしてもチャンスはいくらでもある)
- 利が乗っているときは、できるだけ持ち続けるく(理想的な保有期間は永遠)
イベント
- 1月24日 IMMポジション
→つれづれなるままに!上田ハ-ロ-FX : 1/28 シカゴ通貨先物非商業ポジション(1/24現在) - 1月31日 日銀金融政策決定会合
- 2月1日 9:00~ 都内でノーベル経済学賞を受賞したクリストファー・シムズ教授の
講演 - 2月3日 米雇用統計
- 2月上旬 カナダ・米首脳会談
- →貿易関係でリスクオフ要因?
- 2月10日? 日米首脳会談 麻生大臣同行要請
→円高リスク? - 2月15日 イスラエル首相訪米
→リスクオフ要因? - 1月末~2月中 トランプ大統領の所信表明演説(一般教書演説)
→トランプ政権の政策が少し具体化する可能性
→減税の遅れが明確化すればリスクオフ要因? - 2月中 トランプ政権が予算教書が議会に提出
→トランプ政権の政策が具体化
→減税の遅れが明確化すればリスクオフ要因? - 4月26日 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)
→2016年第4四半期が低かった(1.5%)ので、今回も低いと(RBAの目標が2-3%なので1.5%以下とか?)、5月の利下げ議論が再燃し、豪ドル安に?
アメリカ
国境税
- 国境税が米中間の貿易戦争に発展するリスク
- ドル高、物価上昇要因
→輸入品価格が上昇するので、物価が上昇する。物価を抑える金利を上げてドル高を容認して、輸入品価格を下げる必要がある。輸入品価格の上昇により輸入が減ると、米国の経常収支が改善して、これもドル高要因になる。 - 国境税の影響を受けるセクターは買わない
→アパレルや家電など輸入品を扱っている小売業者にマイナス
→パソコンやスマートフォンを中国で組み立てているハイテク製品企業にマイナス
→メキシコなどに工場がある企業(自動車産業など) - SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-
→中国が報復措置として不買運動を展開する可能性があり、中国での売上が大きいグローバル企業にリスク要因(BA、AAPL、SBUX、QCOM、GMなど)
米国内での雇用創出
- トランプ米大統領、自動車大手首脳と会談 新規工場建設強く要請 | ロイター
→米国内での工場建設、雇用創出は米国内需株、建設株にプラス要因 - トランプ氏、パイプライン建設促進 大統領令に署名 | ロイター
→米国内で建設されるパイプライン建設に米国製の鉄鋼製品を利用する必要があるとする大統領令にも署名
メキシコとの壁、移民制限
- トランプ米大統領の壁建設計画、最大の勝者はセメックスか – Bloomberg
→セメックス(CX)、イーグル・マテリアルズ(EXP)に恩恵か - トランプ大統領:難民受け入れ半減へ…排外主義鮮明 – 毎日新聞
→移民、難民の減少は中期的に賃金上昇、インフレ、金利上昇要因
ドル高牽制
- トランプ氏「通貨安誘導を制限」 通商協定に為替条項 (写真=ロイター) :日本経済新聞
→「通貨安誘導に対し極めて極めて強い制限を導入していく」と表明
米国株
- キャッシュポジションを多めにして、新規の買いエントリーはリスクを総資金の1%以内に抑える
- 下落した場合、どこまで落ちるかわからないので、確実な反転が確認できるまで買わない
- 税制改革がすみやかに始まらないリスク
- ドル高でグローバル企業の収益が悪化するリスク
- 中期的な金利上昇が予想されるので、負債の大きい企業への投資には注意
銀行(JPM、DB)
- インフレ加速による長短金利差拡大による純金利マージンの拡大
原油(BP、RIG)
- インフレ局面ではコモディティが人気化
- OPEC減産による原油価格上昇
- 株の話、経済の話、何の話だろう?: エネルギー株の好調な季節がやって来る
→エネルギー株はの季節性は1月は低迷、2月、3月、4月は好調な傾向にある。 - 原油はレンジ相場、ヘッジファンドの原油買越残高は2006年以降で最高水準だが、どちらにブレイク・アウトする?
→短期ではヘッジファンドの原油買い越し残高が過去水準になっており、下落リスク - 原油が45ドル近辺まで下落、反転したら買いエントリー
- トランプ氏、パイプライン計画の承認で大統領令署名の意向-関係者 – Bloomberg
→原油株高要因
シェールオイル
- トランプ大統領が推進する可能性あり
- 原油価格上昇で増産、利益の確保が可能
- 原油が45ドル近辺まで下落、反転したら買いエントリー
コモディティ(SCOO、CCJ)
- インフレ局面ではコモディティが人気化
- 鉄鉱石価格は下期に急落か、供給増加見通しで-シティグループ
→最近の価格上昇は供給不足によるもの。ブラジルや豪州、中国の生産が増える可能性があるため、供給が増えて7月~12月に急落の可能性
小売
住宅
USD/JPY
- 下値は固いけど、上値も重い、どちらかにブレイクするまで新規エントリーは控える、レンジ(112.5~115.5)内で軽くトレード
- 短期ではリスク要因が多いのでしばらくドル安が続きそう。長期では金利差の影響が大きいのでドル高を想定。
- →FRBによる追加利上げはドル高要因
→トランプの税制改革はドル高要因
→国境税はドル高要因
→税制改革にすみやかに着手できない場合はリスクオフでドル安
→保護主義のレトリックが強まり、貿易戦争の様相を呈すればリスクオフでドル安
→トランプや閣僚のドル高牽制発言でドル安 - ドル円の112.5円の年金ビットはすでに引いてたから、クッション性なし。次の大きなビット111.80にリアルマネーが構えてます。
- マット今井の「風を読む」:まだ調整が続く – livedoor Blog(ブログ)
→IMMの直近(1月17日現在)のポジションをみましたが、まだまだ高水準のドル円のロングポジションが残っていました。予想以上にポジションが整理されていないようです。市場は未だに目先の材料に振らされながらポジション調整を続けているとみておいたほうがいいでしょう。ある程度の調整が終われば、やはりドル円は再び上昇していくとみています。もう少しの間、市場の状況を見極める時間が欲しいところです。 - つれづれなるままに!上田ハ-ロ-FX : 1/26 前日のサマリー:米株堅調、為替はドル高を警戒
→なりふり構わなぬ大統領令が連発されていることで、米株価にはプラスにはなると思いますが、市場関係者はドル高牽制への警戒と中国の為替操作国認定にも神経をとがらせないわけにはいかなくなってきました。足許でのドル買いはリスクが高そうです。 - ひろこの“ボラタイル”な日々: イベント控えて揉みあいの様相、円高警戒もジワリ拡大中
→ただ2月に入ると国内企業の3月期の決算対策での円買いドル売りが加速しやすいという特徴もあり、円高警戒はそれなりに高まると思っています。
日本
日本株
- 短期では円高で下落リスク、新規の買いエントリーは控える
- 出遅れ内需株に海外勢が関心、消費回復期待も | ロイター
→ドル高一服で、外需から内需の景気敏感株にシフト。 - 米国金利上昇に連動して、中期的な金利上昇圧力が予想されるので、負債の大きい企業への投資には注意
イギリス
- EU離脱の通知前に議会の承認必要 英最高裁 | NHKニュース
→議会承認が必要なことが確定
→ポンド高要因(政府主導による勝手なハードブレグジットが避けられる) - 英最高裁、EU離脱手続き開始に議会承認が必要と判断 | ロイター
→議会承認はEU離脱反対派が離脱を遅らせたり、中止させることが可能なほどの票数は集められないとの見方が多い - ブレグジットは長期的にはポンド安要因
→議会承認されたらポンドは再度下落へ?
GBP/JPY
- 2015年11月の高値188.82と2016年12月の高値148.46を結ぶレジスタンスレインの145.00円近辺を上抜けたら買いエントリー
- 上昇トレンドへ転換か
GBP/USD
- 買いエントリー中
- 次のレジスタンスラインは前回高値の1.27746
- その次のレジスタンスラインは200日移動平均線
ユーロ
EUR/JPY
- 売買予定なし
EUR/USD
- 上昇トレンドを下にブレイク、売りエントリー
ドイツ
- ドイツ当局、英国からの誘致目指し20超の海外銀行と30日会合 | ロイター
→ブリグジットはドイツ経済にとってプラス
ドイツ株
- 買いエントリー中
オーストラリア
- 豪CPI、第4四半期は予想下回る:識者はこうみる | ロイター
→2016年第4四半期の消費者物価指数(CPI)が前年比1.5%と市場予想を下回り、RBAが目標とする2~3%も大幅に下回った。
→住宅価格上昇によるバブル懸念からRBAは再利下げには消極的な姿勢で、オーストラリアの利下げサイクルは終了かと思われていたが、次回4月26日に発表されるCPI統計次第では、5月の追加利下げもあり得る。
AUD/JPY
- ダブルトップで下方ブレイクしたら売りエントリー
- ここからの上昇は考えにくい。
AUD/USD
- 上昇トレンドが崩れたら売りエントリー
- ここからの大きな上昇は考えにくい。サイクル的にもそろそろ下落に転換か。
ニュージーランド
- シドニー外為・債券市場=NZドルが上昇、予想上回るCPIで | ロイター
→市場予想1.2%に対して1.3%
NZD/JPY
- ダブルトップで下方ブレイクしたら売りエントリー
NAD/USD
- 短期上昇トレンドでレジスタンスに挑戦中
- レジスタンス調整失敗、上昇トレンドが崩れたら売りエントリー
カナダ
CAD/JPY
- 売買予定なし
中国
CNH/JPY
- 売買予定なし
- トランプ政権の元安牽制発言は元高要因だけど、米中の緊張が高まればリスクオフでむしろ元安の可能性もありそう。
トルコ
- トルコ中銀:翌日物貸出金利引き上げ-非伝統的手段も駆使しリラ防衛 – Bloomberg
→防衛失敗なら下落が止まらない
TRY/JPY
- 売買予定なし