写真: Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
トランプ大統領の議会演説は好評だったようです。
これまでの、攻撃的な姿勢は鳴りを潜め、団結と融和を意識した内容でした。理路整然として落ち着いた姿勢が、大統領として十分な資質があると受け止められました。民主党やメディアに対する攻撃もありませんでした。
経済政策についてはこれまでと同様の内容で、具体的な内容は示されませんでしたが、相場は力強く上昇し、ダウ平均は21000ドルの大台を突破しました。
トランプ大統領の議会演説が、落ち着いた論調になった背景には、娘のイヴァンカの助言があったようです。
議会演説はとても重要なものです。当然、多くの人が関わり、アイディアも活発に寄せられます。そんな中で、トランプ大統領は、娘のイヴァンカが勧めたソフトなアプローチを選んだそうです。
また、イヴァンカは自身が長く支援に携わっている、小児ケアや出産休暇、家族休暇についても好意的に話すよう父親を説得したようです。
以前から言われていることですが、イヴァンカはトランプ大統領に対してとても大きな影響力を持っています。
私は、イヴァンカのことを好意的に受け止めています。
発言内容もソフトで、融和や多様性を重んじるものが多いです。
トランプ大統領の暴走を抑える、ブレーキ役であり、政権をいい方向に導くことも可能だと思います。
正直な話、一番怖いのは、不慮の事故などでイヴァンカが突然いなくなってしまうことです。
トランプ大統領が間違った選択をした際に、良識を持って抑えられる人が居なくなってしまいます。
個人的には、それは、世界にとって大きなリスクだと思います。