2016年5月1日 2日目
崎山(さきやま)の潮吹き穴はモヤモヤスポットです。
海岸に打ち寄せる波が、穴を通ってクジラの潮吹きのように見えます。
ただし、波が強くないと潮吹きは見えません。見えても、小さいし、よく分かりません。
観光客もポツポツという感じです。
モヤモヤスポットが好きならどうぞ。
気持ちのいい森林の中を少しだけ歩きます。駐車場から10分くらいです。
森林を抜けると海が見えてきます。
波が高いときは30メートル以上も吹き上げるそうです。
陸中海岸は、日本でも屈指の自然美にあふれた海岸線として国立公園に指定されていますが、ここ宮古から北と南では、風景が違います。北は、200メートル近い大断崖が連なる隆起海岸。南は、リアス式の沈降海岸です。
この付近の海岸は、1億年前の海底が隆起したもので、当時堆積した石や砂からなる礫岩でできています。隆起後は、海の侵蝕を受けて洞門、潮吹穴、岩礁などの特色ある地形ができています。
目の前の岩礁に開いた穴は、陸中海岸随一の潮吹穴です。波が高いときは、30メートル以上も吹き上げますが、吹かない日も多くホラ吹き穴と呼ぶ人もいます。
この日は波が穏やかだったので、霧吹き程度にしか見えませんでした。写真ではさっぱり分かりません。
評価
- 満足度: ★★★☆☆ 3 波が高くないと見られない、モヤモヤスポット。