前回は、Android Studioのインストールを行いました。
この記事では、Android Studioの初期設定として、SDK Managerで必要なSDKをインストールしていきます。SDKは、Software Development Kitの略で、便利なプログラムがセットになったライブラリのようなものです。
目次
SDK Managerを起動
まずは、SDK Managerを起動します。
↓Android Studioを起動して、メニューから「Configure」を選択します。
↓SDK Managerを選択します。
↓「Lanuch Standalone SDK Manager」に進みます。
↓SDKの名前とインストール状況が分かります。「Installed」がインストール済みのもの、「Not installed」がまだインストールサれていないものです。Android Studioをインストールした時期により、インストールされているSDKが異なります。
Toolsの整理
Toolsで必要なのは、以下のSDKです。基本的にデフォルトでインストールされています。
- Android SDK Tools
- Android SDK Platform-tools
- Android SDK Build-tools
↓今回は、「Android SDK Build-tools」が2種類のバージョンでインストールされていたので古い方をアインストールします。そのままにしておいても問題ないのですが、できるだけシンプルにしたいので整理します。アインストールする項目にチェックをつけます。
↓右下に表示される、「Delete 1 packege」を押します。
↓確認ダイアログが表示されるので、「Yes」を押します。
↓これで、Toolsの整理は完了です。
Androidの各バージョンのSDKの整理
続いて、Androidの各バージョンのSDKをインストールしていきます。OSのバージョンにより、追加、非推奨になったSDKがあるため、細かく分かれています。
今回は最新版のAndroid 6.0のSDKをインストールしたいと思います。古いバージョンにも対応する場合は、古いバージョンのSDKもインストールしましょう。
最終的に必要なのは、以下のSDKです。開発するアプリによって、追加で必要なSDKがあります。
- SDK Platform
- Intel x86 Atom_64 System Image
- Intel x86 Atom System Image
- Google APIs
- Google APIs Intel x86 Atom System Image
- Sources for Android SDK
↓今回、デフォルトでは、この状態になっていました。
↓「Documentation for Android SDK」がデフォルトでインストールされていますが、不要なのでアインストールします。
↓チェックをつけて、右下の「Delete 1 package」からアインストールします。
↓「Intel x86 Atom_64 System Image」と「Intel x86 Atom System Image」にチェックをつけます。「Android TV…」などにデフォルトでチェックがついていますが、今回は不要なのでチェックを外しておきます。
↓右下の「Install 2 packages」を押します。
↓確認画面が表示されるので、「Accept License」を押します。
↓「Install」を押します。
インストールに少し時間がかかります。
↓これで、Android 6.0用の整理は完了です。
Extrasの整理
最後に、Extrasを整理します。
必要なのは、以下のSDKです。
- Local Maven repository for Support Libraries
- Android Support Library
- Google Repository
- Google USB Driver ※Windowsのみ。Macは不要。
- Intel x86 Emulator Accelertor (HAXM instal…)
↓インストールするものにチェックを入れます。後は、右下の「Install packeges…」ボタンからインストールを行うだけです。
以上で、Android SDK Managerの初期設定は完了です。