Android Studioの初期設定をする(SDK Manager)【第2回】

前回は、Android Studioのインストールを行いました。

この記事では、Android Studioの初期設定として、SDK Managerで必要なSDKをインストールしていきます。SDKは、Software Development Kitの略で、便利なプログラムがセットになったライブラリのようなものです。

目次

SDK Managerを起動

まずは、SDK Managerを起動します。

↓Android Studioを起動して、メニューから「Configure」を選択します。

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↓SDK Managerを選択します。

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↓「Lanuch Standalone SDK Manager」に進みます。

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↓SDKの名前とインストール状況が分かります。「Installed」がインストール済みのもの、「Not installed」がまだインストールサれていないものです。Android Studioをインストールした時期により、インストールされているSDKが異なります。

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Toolsの整理

Toolsで必要なのは、以下のSDKです。基本的にデフォルトでインストールされています。

  • Android SDK Tools
  • Android SDK Platform-tools
  • Android SDK Build-tools

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↓今回は、「Android SDK Build-tools」が2種類のバージョンでインストールされていたので古い方をアインストールします。そのままにしておいても問題ないのですが、できるだけシンプルにしたいので整理します。アインストールする項目にチェックをつけます。

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↓右下に表示される、「Delete 1 packege」を押します。

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↓確認ダイアログが表示されるので、「Yes」を押します。

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↓これで、Toolsの整理は完了です。

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Androidの各バージョンのSDKの整理

続いて、Androidの各バージョンのSDKをインストールしていきます。OSのバージョンにより、追加、非推奨になったSDKがあるため、細かく分かれています。

今回は最新版のAndroid 6.0のSDKをインストールしたいと思います。古いバージョンにも対応する場合は、古いバージョンのSDKもインストールしましょう。

最終的に必要なのは、以下のSDKです。開発するアプリによって、追加で必要なSDKがあります。

  • SDK Platform
  • Intel x86 Atom_64 System Image
  • Intel x86 Atom System Image
  • Google APIs
  • Google APIs Intel x86 Atom System Image
  • Sources for Android SDK

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↓今回、デフォルトでは、この状態になっていました。

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↓「Documentation for Android SDK」がデフォルトでインストールされていますが、不要なのでアインストールします。

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↓チェックをつけて、右下の「Delete 1 package」からアインストールします。

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↓「Intel x86 Atom_64 System Image」と「Intel x86 Atom System Image」にチェックをつけます。「Android TV…」などにデフォルトでチェックがついていますが、今回は不要なのでチェックを外しておきます。

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↓右下の「Install 2 packages」を押します。

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↓確認画面が表示されるので、「Accept License」を押します。

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↓「Install」を押します。

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インストールに少し時間がかかります。

↓これで、Android 6.0用の整理は完了です。

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Extrasの整理

最後に、Extrasを整理します。

必要なのは、以下のSDKです。

  • Local Maven repository for Support Libraries
  • Android Support Library
  • Google Repository
  • Google USB Driver ※Windowsのみ。Macは不要。
  • Intel x86 Emulator Accelertor (HAXM instal…)

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↓インストールするものにチェックを入れます。後は、右下の「Install packeges…」ボタンからインストールを行うだけです。

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以上で、Android SDK Managerの初期設定は完了です。

次回は、Android Studioのプロジェクト作成する【第3回】です。