現在の相場観についてのメモ。基本は米国株ベース。
記載している銘柄はチェック対象。HOLDは保有株、BUYは購入したい(もしくは最近購入済み)、SELLは売却したい株(もしくは最近売却済み)。HOLD、BUY、SELLの記載がないものはチェックのみ。
投資環境
- FRB
12月利上げの可能性が高い。9月利上げもあり得る。いずれにしても、FRBは8月のFOMCで下期の方針を決定するので要注目。7月の声明は、そのための下準備として、景気はよくなっていて景気減速のリスクはほぼ後退した、という趣旨になっている。 - 日銀
金融緩和 なし or 市場予測範囲内の可能性が高い。しかし、サプライズもあり得る。 - 日本政府財政出動
大規模財政出動がほぼ確定。ただし、真水が少ない可能性もありえる。市場予想に対して上下どちらに振れるかで影響。 - 大統領選挙
過去の大統領選では8月か9月に米国株が下落している。不要な株は8月で利確したい。
トランプ当選の可能性あり。トランプ・ショックによる一時的な株価下落リスクあり。トランプ当選なら、来年以降、ドル安、ゴールド大上昇、インフラ株上昇の可能性あり。ドル安誘導により、株価も大上昇の可能性あり。 - 米国景気
各種数値を見る限り、景気はいい。継続的によくなりそう。
ドル円(円安→円高)
今年はFRB利上げまではボックス圏(円安ドル高)、年末、もしくは来年からは円高ドル安。日銀の金融政策決定会合を見てからトレード開始。
- FRB 利上げでドル高、しかし、過去の実績から利上げよりもインフレの進行が早いので長期ではドル安。
- 日銀 金融緩和なしなら円高(若干織り込み済み?)、サプライズなら円安(継続はしない?)
- 日本政府財政出動 円安要因(織り込み済み?)
消費安定(neutral)
景気がいいので、循環サイクル的にはそろそろ終了。安値で仕入れ大型安定株、成長株はホールド。不要なものは売却。
- KO HOLD
- MCD HOLD
- SHAK HOLD
- HABT HOLD
ヘルスケア(negative)
医療系は今年は避ける。大統領選でいろいろリスクが大きい。
インフラ(positive)
大統領選のため財政出動期待で上昇しやすい。また、リーマン・ショック後の下落により現在が底の可能性が高い。トランプ当選なら大規模財政出動の可能性あり。大上昇の可能性あり。現在の保有株をホールドする。
- FLR HOLD
- CAT HOLD
- USCR
- VMC
ハイテク(negative)
利上げで下落の可能性あり。不要なものは売却。成長期待、安値で仕入れたものはホールド。
- IBM HOLD
- GOOGL HOLD
- AAPL HOLD
- FB
- AMZN
金融(positive)
利上げで銀行株が上昇しやすい。安値で仕込みたい。
消費循環(positive)
景気循環的に、そろそろ仕込みを開始したい。
工業・素材(positive)
景気循環的に、仕込みを検討。
- GE HOLD
ゴールド(negative→positive)
今年はFRB利上げのタイミングで下落、それまでは多少上昇の可能性もあり。来年以降、インフレが進行するようならインフレヘッジで超上昇の可能性あり。ランプが当選すれば大規模な円安誘導、財政出動の可能性が高まり、可能性がある。ゴールド系は一部利確して、残りは大相場の可能性ありのためホールドしておきたい。
- GLD SELL
- GDX
- GDXJ
- HMY HOLD
- ABX HOLD
- NEM SELL
- GFI
- SLW SELL
- DUST SELL
オイル(positive)
リグカウントが減っているので、タイムラグがあって在庫減、いずれ価格上昇。現在の保有株はホールド。株価下落のタイイングで追加購入。ドル安で上昇しやすい。
- XOM HOLD
- HP HOLD
- CVX BUY
- RIG HOLD
- PXD
- HES HOLD
- SLB
穀物(neutral)
安値だが上昇のきっかけがない。ドル安で上昇の可能性あり。
- DBA HOLD
イギリス株(negative)
EU離脱がどうなるか分からないこと自体がリスクとなるため、企業の新規投資が減速するのは確実。よって、しばらく景気、株は冴えない。しかし、ポンド安により景気はそんなに悪くならない可能性が高い。また、EU離脱によりシティの規制をさらに緩和する可能性が高い。イギリス金融株はボトムなので長期で見て仕込んでおくのもあり。
- LYG HOLD
新興国株(positive)
ブラジル、メキシコなどアメリカ景気に影響を受けやすい南米の国々はポジティブ。特にブラジルは、大統領が職務停止となり、代わりの副大統領が超優秀。以前にも同じパターンでブラジル経済を復活させた経験がある。財政再建、景気復活が進む可能性が高いのでポジティブ。
トルコは政治リスクが大きいため様子見。ボトムのため、政治リスクが消えたら購入したいが、少なくとも来年以降の話。
中国はよく分からない。インドは良さそうだがよく分からない。
- EWZ HOLD
- EWW HOLD
- TUR
日本株(negative)
円高傾向のため、基本、下落傾向。状況が変化しないかぎり、今年は弱気。狙っている株で超安値のものは仕入れを検討する。