ドル円に「陽のつつみ線」が出現、トレンド転換のサイン

ドル円に「陽のつつみ線」が出現、トレンド転換のサイン

ドル円の日足チャートです。

昨年の11月に始まった(1)の上昇トレンドは12月中旬でストップし、その後約1ヶ月間は(2)の下落トレンドが続いています。

ドル円は、このまま下落を続けるのでしょうか?それとも、反転して再度上昇トレンドに入るのでしょうか?

FRBは今後数年間に渡る利上げを計画しています。計画通りなら、年内に最大で3回の利上げがあります。日本の金利は量的緩和政策により低く抑えられたままです。日米の金利差拡大は、強力なドル高要因となります。

そのため、多くの投資家は、この下落は一時的な調整であり、再度上昇に転じると考えています。

(A)を見てください。前日の陰線を包み込むような形で、大陽線が出現しています。

これは、「陽のつつみ線」と呼ばれ、トレンドの転換点を示すシグナルとされています。

これまでのトレンド(下落トレンド)を一掃するほどの強力なエネルギー(買い圧力)が存在することを意味します。

上昇トレンドに出現した時は、「陰のつつみ線」と呼ばれ、下落トレンドへの転換シグナルとされます。

値固めに成功した場合、(3)の上昇トレンドがはじまります。