引越し先の物件を決めて、契約をしました。
不動産業者はハウスコムです。
ハウスコムなど、全国CMを行っている不動産業者は契約時に色々なオプションをつけてきます。オプションは不要なので、全部外して契約しました。
不動産会社を探す
世の中にある賃貸物件の多くは「一般媒介」の物件になります。
「一般媒介」の物件は全国の不動産ネットワークに登録されており、どの不動産会社でも扱うことができます。
なので、基本的に不動産会社によって扱う物件に差はありません。
気になる物件があれば、どの不動産会社に相談しても紹介してくれます。
ただし、たまに「専任・専属媒介」の物件があり、これは特定の不動産会社だけが扱っています。
不動産会社は、できればテレビCMを打っているような大手ではなく、昔から地元でやっているような地味な地域密着の不動産会社を選びましょう。
大手不動産会社は勝手に色々なオプションをつけようとしたり、人気物件だから今日申し込まないとダメです!と適当なことを言って契約を急がせようとしたり、ガツガツと営業してきます。
もちろんオプションなどは断ればいいのですが、面倒なのでできれば全国展開しているような大手不動産会社は避けて、地域密着型の地味な不動産会社に行きましょう。
今回は、残念ながらその地域に大手不動産会社しかなかったので、ハウスコムにしました。電話で簡単に希望物件の内容を伝えて、内見の予約をします。
賃貸物件の条件
今回の引越し先の物件の希望条件は次の通り。
必須
- コンロ2口
- バス・トイレ別
- 20平方メートル以上
- エアコンあり
- インターネット対応(光)
希望
- 南向き
- 独立洗面台
- 25平方メートル以上
- 連帯保証人不要(保証会社利用)
- 築15年以内
- 鉄筋コンクリート造
- 駅から徒歩15分以内
条件に近い物件をいくつか回ったところ、希望もすべて満たした物件が見つかり、契約することにしました。いい物件が見つからなければ、追加で紹介してもらったり、他の不動産業者に行ってみるものありです。
契約内容
今回の契約内容は次のとおりです。
- 礼金: 無し
- 敷金: 2ヶ月
- 家賃: 55,000円(1ヶ月分フリーレントあり)
- 管理費: 3.000円
- 仲介手数料: 1ヶ月
- 火災保険: 9,500円(1年更新)
- 更新手数料・更新事務手数料: なし
- 初回保証委託料(保証会社利用・保証人不要):家賃+共益費の40%
- 月額保証料:913円
防音を考えるなら鉄筋コンクリート造がおすすめ
建物の構造は大きく5種類に別れます。
- 木造
- 軽量鉄骨造(ALC)
- 重量鉄骨造
- 鉄筋コンクリート造(RC)
- 鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)
木造は基本的に防音性がとても低いです。
軽量鉄骨造も防音性は低めです。物件比較サイトでは「鉄骨造」とか「ALC」と表記されていることもあります。2~3階建てアパートの多くは軽量鉄骨造です。理由は簡単です。建物を立てる費用が安いからです。ただし、軽量鉄骨造でも最近の物件は防音がそれなりにできているものが増えてきました。私が以前に住んでいた物件も軽量鉄骨造でしたが、音はそんなに気になりませんでした。
重量鉄骨造の賃貸物件は賃貸ではあまり見かけません。
鉄骨コンクリート造(RC)は中層のマンションに多いです。防音性は高いです。
鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)は高層のマンショに多いです。こちらも防音性は高いです。
物件比較サイトに書かれている構造はたまに間違っていたりするので、実際に不動産屋さんに確認してみるのがいいでしょう。
ハウスコムの不要なオプション(サニタリーパック、24時間トラブルサポート)
ハウスコムは勝手に見積書に不要なオプションを入れてきます。
基本的に、大手の不動産会社はどこも同じ営業手法をしています。
全部不要なので、外してもらいましょう。
「これは、御社で仲介しているサービスですか?不要なので外してください」と伝えれば大丈夫です。ただし、大手ハウスメーカーの物件では、サポートサービスへの加入などが必須になっていることもあります。これはハウスコムは関係なく、管理会社側で必須としているので、そういった場合は、諦めて加入しましょう。
ハウスコムで勝手につけてくるオプションは、サニタリーパックと入居応援サポート(24時間トラブルサポート)です。
サニタリーパックは、害虫駆除と消臭、抗菌を行うというサービスです。そもそも大家や管理会社はこんなサービスの存在を知りません。
入居応援サポート(24時間トラブルサポート)は鍵を紛失したり、水漏れのときに駆けつけてくれる、というサービスですが、鍵を紛失したときは鍵屋さんに連絡すればいいですし、水漏れも業者に連絡すればいいことなので不要です。
保証会社を使えば連帯保証人は不要
最近は、連帯保証人がいなくても、保証会社を使うことで契約できる賃貸物件が増えてきました。
保証会社必須の物件もあります。
親が高齢で年金収入だけの場合などは、連帯保証人になれないこともあります。
保証会社を利用する場合は、保証料がかかります。
今回の物件は、初回保証料が家賃+共益費の10~20%、月額保証料が913円でした。
保証会社には審査があります。
安定した収入がないと、審査に通らないことがあります。
保証会社によっても審査の厳しさが違うので、収入がない場合、個人事業主になったばかりの人、などは不動産業者に事情を伝えて、審査のゆるい保証会社を利用できる物件を紹介してもらいましょう。
私は審査が厳し目の保証会社でした。審査の申込書に緊急連絡先を記入する欄があるのですが、緊急連絡先に記入した親のところにも、確認の電話が入りました。
初回保証料は10%~20%とのことでしたが、個人事業主だったためか、審査の結果、20%になりました。
保証会社の審査に必要な書類
収入の審査には、サラリーマンなら源泉徴収票の写し、個人事業主なら確定申告書の写し、を提出することが多いです。役所で発行できる課税証明書でも代用できます。
私は課税証明書を提出しました。
契約に必要な書類
- 印鑑証明書
- 住民票
印鑑証明書は不要な物件も多いです。住民票は本籍が必要な場合もあります。