十和田湖 乙女の像

2016年 東北旅行

2016年5月4日 5日目

東北も最終日、まずは十和田湖の乙女の像を見に行きました。

十和田湖 乙女の像

乙女の像は、詩人であり、彫刻家であった高村光太郎の傑作として知られています。十和田湖のシンボルとして、観光スポットになっています。

駐車場からは湖畔をのんびり歩いていけます。あいにくの雨でしたが、晴れていれば湖畔の散歩はとても気持ちが良さそうです。

乙女の像が建立されたのは昭和28(1953)年です。すでに60年以上が経過しています。

十和田湖の美しく、雄大な自然の中で、乙女の像は静かに、そして力強く立っています。二人の乙女が向き合っていますが、これは一人の乙女が湖畔に映る自分の姿を見ているうちに、溶け合い、お互いに深まっていく様子が形になっています。

体のモデルは当時19際で、当時東京のモデルクラブに所属していた藤井照子です。顔は高村光太郎の妻、智恵子夫人の顔だという人もありますが、光大郎自身は、「智恵子だという人があってもいいし、そうでないという人があってもいい。見る人が決めればいい」と答えています。