日銀は、「物価をコントロールできる」と言っていました。でも、実際にはできませんでした。
IMF対日審査責任者のリュック・エフェラールトは、「アベノミクスによる財政・金融政策、構造改革でも成長率は高まらず、物価上昇率も目標には遠い。円安で企業収益が増えても賃上げや設備投資につながらなかった」と結論づけています。
今度は、「日銀はイールドカーブをコントロールできる」と言っています。でも、きっとできないでしょう。
しばらくはコントロールの範囲内に収まるかもしれません。しかし、いずれは限界がやってきます。