OPECに続いて、非OPEC加盟国も減算合意を発表!

ロシアを中心とする非OPEC加盟国の会議が10日、ウィーンで開かれ、55万8000バレル減算を発表しました。

これは、15年ぶりのことです。

先日、OPEC加盟国が120万バレルの減算合意を発表して原油市場は上昇基調にあります。OPECは加盟国全体で生産量を日量3250バレルに抑えます。

今回の非OPEC加盟国の減算は、この流れを維持したいという狙いがあります。

非OPEC加盟国の減算目標は60万バレルで、今回の合意はそれをやや下回る形になりましたが、兎にも角にも減算合意に至ったことで、原油上昇の流れは確かなものになる可能性が高まりました。

55万8000バレルの内、減算を主導したロシアが30万バレル、メキシコが10万バレルです。この他にもオマーンやアゼルバイジャン、カザフスタンなど非OPECの11ヶ国が参加しました。会議に参加した非OPEC加盟国の生産量合計は2015年時点で日量1500万バレルでした。

今回の合意で、OPECと非OPEC合わせて、世界生産の2%近くを削減することになりました。

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参考