犬が高齢で、肺が悪くなって、かなり危ない状態になったので病院の酸素室に入院した。
酸素室に入るとかなり楽みたいで元気になる。
家に帰ってこれるよう、ペットの酸素室をレンタルした。
今は、家庭でも、月1万円くらいでペットの酸素室をレンタルできる。
便利な時代になったなと思った。
ペットは家族のようなものなので、やっぱり家にいて欲しいし、できるだけ長く家でゆっくりと過ごして欲しいと思う。
レンタルしたのは株式会社ユニコムという会社の「オキシランドZ3000」。
メディアプラネットという会社も良さそうだった。酸素室の説明はここのサイトが分かりやすい。
酸素室の仕組みは、「酸素濃縮器」という装置で空気中の酸素を高濃度に濃縮して、ビニールで囲んだ専用の酸素ルームに送り込み、酸素ルーム内の酸素濃度を高く保つというもの。
「酸素濃縮器」は、室内の空気を取り込んで、窒素を除去して酸素濃度を高くするという仕組み。
家電製品と同じように電源につなぐだけで使えて、酸素カートリッジなど特別なものは何も必要ない。
酸素濃縮器は、元々人間が使うようの装置なので安心。
酸素は同じなので、ペットに使っても問題ない。
たまに街なかで、おばあさんとかが、カートから伸びたカテーテルを鼻に挿入したりして歩いているけど、カートの中にはこの酸素濃縮器が入っている。カートに入れて持ち歩くものは、充電して動かしているのかな。
病院から家に連れ帰って、酸素室に入れたら気持ちよさそうに寝ていたので、ひと安心。
ペットの酸素室は、一番低い酸素濃度40%の設定でOK。
空気中の酸素濃度は通常20%くらいなので、これでも十分高い。
特別苦しそうなときなど、非常事態には酸素濃度を高くする。
普段から酸素濃度を高くしておくと、肺が高い酸素濃度に慣れてしまって、肺の能力がますます低下してしまうので注意。
酸素ルームはビニールで覆われているので、湿度や温度が高くなりがち。
夏場はクーラーを入れるなど、工夫が必要。
酸素ルームに、温湿度計を入れておくといいかも。