目次
基本戦略
- チャンスは無限にある。焦りは禁物。辛抱強く、静かに待つことが大切。
- トレンド(チャート)に逆らわない(イベントの結果を予想してのエントリーはしない、市場の反応がトレンドを作ったらエントリーする)
- 必ず損切りを設定する(明日歴史的な暴落が来ても、リスクが資金の3%以内に収まるように)
- 利食い千人力、利益ラインは早く確保する(大きく儲けることよりも損をしないことが大切、大きい魚を逃がしてもチャンスはいくらでもある)
- 利が乗っているときは、できるだけ持ち続けるく(理想的な保有期間は永遠)
格言
- トレンドは友だち
- 押し目待ちに、押し目なし
バリュー株投資方針
- 参考: サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。:私が購入したい銘柄
- PERは10倍程度(成長率が高ければ15倍弱まで許容)
- 増収増益傾向であること(今期業績見通しも含めて)
- ストックビジネスが主力であること
- 配当性向30%以上を公約していること
- 決算説明資料を少なくとも半期ごと公開していること
イベント
- 2/28 トランプ大統領の所信表明演説(一般教書演説)
→減税期待でこの時までは米国株強気姿勢
→トランプ政権の政策が少し具体化する可能性
→減税の遅れが明確化すればリスクオフ要因 - 2月中 トランプ政権が予算教書が議会に提出
→トランプ政権の政策が具体化
→減税の遅れが明確化すればリスクオフ要因? - 4月26日 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)
→2016年第4四半期が低かった(1.5%)ので、今回も低いと(RBAの目標が2-3%なので1.5%以下とか?)、5月の利下げ議論が再燃し、豪ドル安に?
方針
銘柄 | 短期 | 中期 | 備考 |
---|---|---|---|
為替 | |||
USD/JPY | – | 強気 | 短期:リスク要因多数(アメリカからの円安批判など)、イエレン議長が利上げに積極姿勢 中期:米金利上昇、日米金利差拡大、移民制限による賃金上昇圧力、インフラ投資による財政悪化 |
GBP/JPY | – | 強気 | 中期:少しずつインフレへ? |
AUD/JPY | 強気 | – | 短期:中国への鉄鉱石とか石炭の輸出が増加、景気が上向き コモディティ上昇により利上げサイクル終了観測 |
NZD/USD | 弱気 | – | 短期:インフレ上昇指標により利上げ観測が出ていたため上昇していたが、政策金利が据え置かれたため反転、下落へ。チャートサイクル的にも下落タイミング。 |
TRY/JPY | – | 弱気 | 中期:エルドラン大統領の独裁へ。政治、経済的リスク増大。ハイパーインフレの恐れあり。 |
商品 | |||
全般 | 強気 | – | 中国の需要回復傾向 |
原油 | 弱気 | 強気 | 短期:ロングポジションが膨らんでいるので下落するかも?? 中期:減産で年末にかけて上昇、サウジアラムコの上場もあるのでサウジはなんとしても原油高に持っていこうとする |
ゴールド | 弱気 | 強気 | 短期:金利上昇がマイナス 中期:インフレ加速がプラス |
米国 | |||
米国株 | 強気 | 弱気 | 短期:個人投資家のショートポジションが膨らんでいる(逆指標) 減税政策の遅れが明確化すれば、リスクオフ 中期:中期的には債券利回り上昇で米国株の魅力が低下する |
銀行 | – | 強気 | 金利上昇がプラス 3月、4月は銀行株が好調な季 https://kabukeizainani.blogspot.jp/2017/02/blog-post_14.html JPモルガン・チェース(JPM) バンク・オブ・アメリカ(BAC) ゴールドマン・サックス(GS) |
原油 | – | 強気 | 年末にかけて原油上昇 BP: 他のオイルメジャーに比べて割安放置 トランスオーシャン(RIG): オフショアリグの同業大手2社が倒産危機のためマイナス評価、RIGのバランスシートは強固 |
住宅 | – | – | 住宅価格の上昇、金利上昇で住宅ローン申込数が減少中、ローン滞納率が微増 米国住宅市場に危険信号?? 8.3パーセントだった住宅ローン支払い滞納者率が9.02%に上昇したと報道され、一部の投資家たちは、「これは危険サインだ」と米国住宅市場の心配をし始めています。... |
不動産比較サイト | – | – | ジロー(Z): 不動産比較サイト大手、ネット経由の不動産紹介の3分の2のシェア、広告を入札方式に変更したので収益向上が見込める |
住宅ローン信用保険 | – | 強気 | トランプ大統領の就任により住宅ローン信用保険市場から政府が撤退で競合が減る http://diamond.jp/articles/-/117750 ラディアン・グループ(RDN): 最大級の住宅ローン信用保険会社、保有契約の88%はリーマン・ショック後に契約、信用スコア重視で保有契約内容が改善傾向、格付け機関が相次いでアップグレード エッセント・グループ(ESNT): 14%のマーケットシェア、GSとJPMから資本援助、積極的な拡大で増収増益、保有契約内容は優良 |
日本 | |||
不動産 | – | 弱気 | 住宅はそろそろバブル転換? 商業は東京オリンピック前後が頂点? |
ドイツ | |||
銀行 | – | 強気 | 順調なドイツ(ヨーロッパ)経済、ブレグジットで金融がフランクフルトに移転、米金利上昇による収益向上、欧州テーパリング観測による収益向上期待 ドイツ銀行(DB):リストラで再建中 |
アメリカ
国境税
- 国境税が米中間の貿易戦争に発展するリスク
- ドル高、物価上昇要因
→輸入品価格が上昇するので、物価が上昇する。物価を抑える金利を上げてドル高を容認して、輸入品価格を下げる必要がある。輸入品価格の上昇により輸入が減ると、米国の経常収支が改善して、これもドル高要因になる。 - 国境税の影響を受けるセクターは買わない
→アパレルや家電など輸入品を扱っている小売業者にマイナス
→パソコンやスマートフォンを中国で組み立てているハイテク製品企業にマイナス
→メキシコなどに工場がある企業(自動車産業など) - SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-
→中国が報復措置として不買運動を展開する可能性があり、中国での売上が大きいグローバル企業にリスク要因(BA、AAPL、SBUX、QCOM、GMなど)
米国内での雇用創出
- トランプ米大統領、自動車大手首脳と会談 新規工場建設強く要請 | ロイター
→米国内での工場建設、雇用創出は米国内需株、建設株にプラス要因 - トランプ氏、パイプライン建設促進 大統領令に署名 | ロイター
→米国内で建設されるパイプライン建設に米国製の鉄鋼製品を利用する必要があるとする大統領令にも署名
メキシコとの壁、移民制限
- トランプ米大統領の壁建設計画、最大の勝者はセメックスか – Bloomberg
→セメックス(CX)、イーグル・マテリアルズ(EXP)に恩恵か - トランプ大統領:難民受け入れ半減へ…排外主義鮮明 – 毎日新聞
→移民、難民の減少は中期的に賃金上昇、インフレ、金利上昇要因
ドル高牽制
- トランプ氏「通貨安誘導を制限」 通商協定に為替条項 (写真=ロイター) :日本経済新聞
→「通貨安誘導に対し極めて極めて強い制限を導入していく」と表明
米国株
- キャッシュポジションを多めにして、新規の買いエントリーはリスクを総資金の1%以内に抑える
- 下落した場合、どこまで落ちるかわからないので、確実な反転が確認できるまで買わない
- 税制改革がすみやかに始まらないリスク
- ドル高でグローバル企業の収益が悪化するリスク
金融(JPM、BAC、DB)
- インフレ加速による長短金利差拡大による純金利マージンの拡大
- 株の話、経済の話、何の話だろう?: 投資家たちの心境: バンク・オブ・アメリカをここで手放す訳にはいかない
→金融株(BAC)に注目
原油(BP、RIG)
- インフレ局面ではコモディティが人気化
- OPEC減産による原油価格上昇
- 株の話、経済の話、何の話だろう?: エネルギー株の好調な季節がやって来る
→エネルギー株はの季節性は1月は低迷、2月、3月、4月は好調な傾向にある。 - 原油はレンジ相場、ヘッジファンドの原油買越残高は2006年以降で最高水準だが、どちらにブレイク・アウトする?
→短期ではヘッジファンドの原油買い越し残高が過去水準になっており、下落リスク - 原油が45ドル近辺まで下落、反転したら買いエントリー
- (ポジション)原油、下落シナリオ浮上 シェール増産、上値抑える 投機筋の買い建玉減少も :日本経済新聞
→2~3月に下落リスク
シェールオイル
- トランプ大統領が推進する可能性あり
- 原油価格上昇で増産、利益の確保が可能
- 原油が45ドル近辺まで下落、反転したら買いエントリー
ゴールド
- 株の話、経済の話、何の話だろう?: 小型金鉱株はAB=CD!?
→そろそろ注目
コモディティ(SCOO、CCJ)
- インフレ局面ではコモディティが人気化
- 鉄鉱石価格は下期に急落か、供給増加見通しで-シティグループ
→最近の価格上昇は供給不足によるもの。ブラジルや豪州、中国の生産が増える可能性があるため、供給が増えて7月~12月に急落の可能性
小売
住宅
USD/JPY
- ドル円はレンジ
→上にブレイクしたら買いエントリー
→下にブレイクしたら売りエントリー
→上にブレイクした?50日移動平均線のブレイクも確認したら買いエントリー?(政治的なリスクが高い) - 上昇トレンドの調整としての下落トレンド、そろそろ転換?もっと落ちる?
- 下値は固いけど、上値も重い、どちらかにブレイクするまで新規エントリーは控える
- ひろこの“ボラタイル”な日々: ダウ平均2万ドル大台達成~(*‘∀‘) も、、、ドルは意外に上値重い印象
→112.50近辺に年金の巨額買いオーダーが控えているという噂 - マット今井の「風を読む」:まだ調整が続く – livedoor Blog(ブログ)
→IMMの直近(1月17日現在)のポジションをみましたが、まだまだ高水準のドル円のロングポジションが残っていました。予想以上にポジションが整理されていないようです。市場は未だに目先の材料に振らされながらポジション調整を続けているとみておいたほうがいいでしょう。ある程度の調整が終われば、やはりドル円は再び上昇していくとみています。もう少しの間、市場の状況を見極める時間が欲しいところです。 - つれづれなるままに!上田ハ-ロ-FX : 1/26 前日のサマリー:米株堅調、為替はドル高を警戒
→なりふり構わなぬ大統領令が連発されていることで、米株価にはプラスにはなると思いますが、市場関係者はドル高牽制への警戒と中国の為替操作国認定にも神経をとがらせないわけにはいかなくなってきました。足許でのドル買いはリスクが高そうです。 - 短期ではリスク要因が多いのでしばらくドル安が続きそう。長期では金利差の影響が大きいのでドル高を想定。
→FRBによる追加利上げはドル高要因
→トランプの税制改革はドル高要因
→国境税はドル高要因
→税制改革にすみやかに着手できない場合はリスクオフでドル安
→保護主義のレトリックが強まり、貿易戦争の様相を呈すればリスクオフでドル安
→トランプや閣僚のドル高牽制発言でドル安
日本
日本株
- 短期では円高で下落リスク、新規の買いエントリーは控える
- 出遅れ内需株に海外勢が関心、消費回復期待も | ロイター
→ドル高一服で、外需から内需の景気敏感株にシフト。
イギリス
- ブレグジットは長期的にはポンド安要因
- 英銀行資産216兆円が欧州大陸に移転、3万人雇用消失も-ブリューゲル – Bloomberg
GBP/JPY
- 2015年11月の高値188.82と2016年12月の高値148.46を結ぶレジスタンスレインの145.00円近辺を上抜けたら買いエントリー
- 上昇トレンドへ転換か
GBP/USD
- 買いエントリー中
- 次のレジスタンスラインは前回高値の1.27746
- その次のレジスタンスラインは200日移動平均線
ユーロ
- ユーロ圏、政府債務が対GDP比で2012年以来の小ささに – Bloomberg
- ユーロ圏経済:2017年は力強い滑り出し-物価圧力も増す – Bloomberg
→ユーロ圏、経済は好調になりそう - いずれはテーパリングの方向に向かいユーロ高要因だと思うが、金利が上昇するとギリシャなどの債務国がきつくなりリスク再燃でユーロ安要因にもなりそう。
EUR/JPY
- 売買予定なし
EUR/USD
- 上昇トレンドを下にブレイク、売りエントリー
ドイツ
- ドイツ当局、英国からの誘致目指し20超の海外銀行と30日会合 | ロイター
→ブリグジットはドイツ経済にとってプラス
ドイツ銀行(DB)
- ドイツ銀、米国のスワップ・クリアリング業務から直ちに撤退-関係者 – Bloomberg
→リストラを実行中
→中期的にはブレグジットで金融がロンドンからフランクフルトに流れてくる恩恵も大きい
オーストラリア
- 豪CPI、第4四半期は予想下回る:識者はこうみる | ロイター
→2016年第4四半期の消費者物価指数(CPI)が前年比1.5%と市場予想を下回り、RBAが目標とする2~3%も大幅に下回った。
→住宅価格上昇によるバブル懸念からRBAは再利下げには消極的な姿勢で、オーストラリアの利下げサイクルは終了かと思われていたが、次回4月26日に発表されるCPI統計次第では、5月の追加利下げもあり得る。
AUD/JPY
- ダブルトップで下方ブレイクしたら売りエントリー
- ここからの上昇は考えにくい。
AUD/USD
- 上昇トレンドが崩れたら売りエントリー
- ここからの大きな上昇は考えにくい。サイクル的にもそろそろ下落に転換か。
ニュージーランド
- シドニー外為・債券市場=NZドルが上昇、予想上回るCPIで | ロイター
→市場予想1.2%に対して1.3%
NZD/JPY
- ダブルトップで下方ブレイクしたら売りエントリー
NAD/USD
- 短期上昇トレンドでレジスタンスに挑戦中
- レジスタンス調整失敗、上昇トレンドが崩れたら売りエントリー
カナダ
CAD/JPY
- 売買予定なし
中国
CNH/JPY
- 売買予定なし
- トランプ政権の元安牽制発言は元高要因だけど、米中の緊張が高まればリスクオフでむしろ元安の可能性もありそう。
トルコ
- トルコ中銀:翌日物貸出金利引き上げ-非伝統的手段も駆使しリラ防衛 – Bloomberg
→防衛失敗なら下落が止まらない
TRY/JPY
- 売買予定なし