キャタピラー(CAT)が当局の家宅捜索を受けた、というニュースが流れ、株価は-4%の大幅安です。
キャタピラー(CAT)は建械の世界最大手です。トランプ大統領のインフラ投資期待で株価は上昇していました。
昨日は-4%と大きく下げたものの、サポートラインは割っていません。
キャタピラーは、スイスの子会社、キャタピラーSARL(CSARL)が部品輸出から稼いだ利益について、キャタピラーに納税義務があると主張する米税務当局と争っていました。米税務当局は、追加徴税などで約20億ドル(約2300億円)の支払いを求めています。
家宅捜索は刑事捜査として行われていますが、キャタピラーは、「令状は幅広いものだが、とりわけCSARLの問題に関係する輸出申請を巡るものだと当社は考えている」とコメントしています。
チャート上は、サポートラインを維持できるかどうかに注目です。