夢アルバムをつくったら、それぞれの夢に対して夢貯金箱、夢口座を用意します。
夢貯金箱と夢口座を用意する
貯金箱にするのか、夢口座にするのかは、夢に必要なお金の量によって決めればいいのです。
数万円で実現できる夢ならば、わざわざ口座を用意する必要はなく、夢貯金箱を用意します。
貯金箱は、100円ショップで買えるような簡単なもので問題ありません。
貯金箱には、マジックで夢を書いておきます。
夢が変わったら、古い貯金箱からお金を取り出して、新しい貯金箱に新しい夢を書いてお金を入れます。
銀行口座は、どこの銀行でも構いません。口座を作るだけなら、タダです。
大手銀行や地方銀行なら、店舗まで足を運べばその日のうちに口座をつくることができます。ネットでも簡単に口座開設ができます。
一つの夢に、一つの夢貯金箱、夢口座を用意する
ポイントは、それぞれの夢に対して、一つずつ夢貯金箱、夢口座を用意することです。
複数の夢を一緒にしていしまうと、貯まったお金が、どの夢のためのお金なのか分かりません。夢に対して、どれだけ近づいているのか分からなくなってしまうのです。
貯金箱、口座を分けることで、それぞれの夢に対してどれだけ近づいているのかを把握できます。
夢の実現に必要なお金を知る
夢貯金箱、夢口座をスタートしたら、今度は夢の実現に必要なお金を計算します。
「エーゲ海の島々に優雅な旅行をする」という夢があるならば、旅行代理店に行って、プランの見積りを出してもらえばいいのです。高級車が欲しいなら、ネットでディーラーを探して、店舗に行ったり、電話で値段を聞けばいいのです。自分で何時間も調べる必要はなく、数十分で金額が分かります。
思ったよりもお金が必要だったり、以外と少額で実現できたりと、夢のために実際に必要な金額を知ることができます。
千里の道も一歩から
スタート時点の貯金額は、毎日100円だけでも、一月に1万円だけでも構いません。
恐らく、最初は、この貯金をどれだけ続けても、いつまでも夢には届かない、という状態だと思います。それが、現実、あなたと夢との距離なのです。
でも、それでいいのです。まずは、夢アルバムで描いた夢と、現実との差、どれだけの距離を歩まなければいけないのかということを知ることが大切です。
現実を知ることで、はじめて、このままじゃダメだ、お金を増やさなければいけないということを知ることができるのです。
貯金に必要なお金を増やすのは、また別の話です。
千里の道も一歩から、まずは、どんなに少額でも、少しずつ前に進むことが大切です。